木之本 明楽寺のクロマツ
2018年12月22日
木之本の北国街道沿いに、「蓮如上人御舊蹟」と刻まれた大きな碑が建っている。浄土真宗の古刹、明楽寺である。参道が奥へ続き、大きな山門とマツの巨木が望める。
毎年、蓮如上人の御影道中で、福井の吉崎御坊から京都の東本願寺へ帰る途中、道中の一行が明楽寺で宿泊する。
「蓮如上人のお通り~」。5月5日、北国街道に御影道中の掛け声が響く中、御影と一行が明楽寺に到着する。
江戸期、明楽寺は二度の火災に遭っており、本堂は江戸中期の安永年間に再興されている。境内にあるクロマツも、その頃に植えられたものだろうという。山門を覆うように、3本のクロマツがそそり立っている。
「10年あまり前までは、もっと大きな木があったんですが」と、以前お寺に教えていただいた。たしかに、大きな切り株が3つ、山門の周辺に残っている。
クロマツは葉を多く付けるため、枝が垂れ下がり、台風や雪の被害を受けやすい。6本の巨木が林立する様は、等伯の松林図屏風に描かれた絵のような、独特の風景だったかもしれない。
Posted by 風まかせ at
18:05
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