余呉 中河内のヤマボウシ
2019年05月29日
ヤマボウシという名前を聞いて、漠然と「山帽子」をイメージしていたが、漢字を見ると「山法師」。
白い花びらが僧侶の頭巾で、真ん中の丸い花穂が坊主頭というわけだ。歌舞伎に出てくる弁慶の出で立ちである。
花びらは苞といわれる花の根本につく葉っぱで、真ん中の丸い頭が花である。
白い花びらは、浜ちりめんの白生地のように、ふんわりとした軽やかさと落ち着いた光沢がある。白い4枚の花びらが風に揺れる様には清涼感がある。
花が終わりに近づくと、花びらに薄い紅が差してくる。そのグラデーションになった色合いもまた、浜ちりめんのような奥行きを感じさせる。
近江の最北端にある村、余呉町中河内から栃の木峠へ行く道沿いに、点々とヤマボウシの花が咲く。
Posted by 風まかせ at 06:05│Comments(0)