鳥居本のバショウ

鳥居本のバショウ


 バショウは、バナナと同じ仲間である。南国のイメージが強く、和の情景にはなじまないと思っていたが、ある時、京都の町家カフェの入口に大きな鉢植えのバショウが置いてあるのを見て、似合わなくもないように見えた。
 若冲が描いた金閣寺大書院の襖絵にも、「月夜の芭蕉図」がある。
 湖北でバショウを見かけるところは何か所かある。一つは中山道と北国街道が分かれるところ、鳥居本宿のすぐ北だ。
 矢倉川を渡った所に道標が立っており、「右 中山道 磨針番場」、「左 北國 米原きの本道」と記されている。その横に、大きなバショウの葉が揺れている。
 バショウは花も大きい。黄色いラグビーボールのような形をしたものが、ぶらりと垂れ下がっている。ボール状の中には、雄花がぎっしりと詰まっているのだという。その基部には、青く小さなバナナのような実が無数に付いている。これが雌花だ。

鳥居本のバショウ



Posted by 風まかせ at 22:51│Comments(0)
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