卯の花
2013年06月10日
木之本町川合から大見を経て、下丹生へ抜ける渓谷の道沿いに、次から次へと卯の花が現れる。「卯の花の匂う垣根に、時鳥早も来鳴きて・・・」という、「夏は来ぬ」の一節を口ずさみたくなる。だが、ウツギの花は匂わない。
「夕涼みのときに、白い着物に黒い帯を締めた女とすれ違った。振り向くと顔も定かではない。だが、その後ろ姿になんとなく惹かれる。卯の花はそんな花だ」
彦根藩士だった俳人森川許六は、『百花譜』のなかで卯の花をそんなふうに評しているという。ウツギの花は、匂うように美しいという例えだろう。

「夕涼みのときに、白い着物に黒い帯を締めた女とすれ違った。振り向くと顔も定かではない。だが、その後ろ姿になんとなく惹かれる。卯の花はそんな花だ」
彦根藩士だった俳人森川許六は、『百花譜』のなかで卯の花をそんなふうに評しているという。ウツギの花は、匂うように美しいという例えだろう。
Posted by 風まかせ at 10:00│Comments(0)