長浜西中学校のメタセコイヤとラクウショウ
2018年10月29日

長浜西中学校の前庭に大きな針葉樹群がある。歩道に沿って緑濃いヒマラヤスギが並び、その奥に2本の針葉樹が紅葉している。ラクウショウとメタセコイアである。いずれも樹高は20メートルを超えそうだ。
メタセコイアは「生きた化石」として知られる。古い時代に絶滅した木とされていたが、1945年に中国で自生種が発見された。その後、わが国に挿し木や種子がもたらされ、各地に植えられるようになった。日本に植えられ始めて70年ほどしか経っていない。
ラクウショウは落羽松と書く。葉が鳥の羽のような形で落葉することから、その名が付いた。日本名が付いているが、こちらも外来種である。沼地などの湿地に適した木であることから、ヌマスギとも呼ばれる。
9月初旬、緑色をした丸い果実が枝から垂れ下がる。ピンポン玉を少し小さくしたくらい。秋が深くなると、紅葉し落葉する。スギやマツなどの針葉樹とは異なる。
現在、西中学校の前庭に群落を成している針葉樹は、中学校がここに移った昭和26年以降に、卒業生によって記念植樹されたものが多い。
ただ、ラクウショウの南側にあるクスノキの巨木は、唯一、農学校の生き残りではないだろうか。傍に「長浜農学校跡」と刻まれた石柱が立っている。


Posted by 風まかせ at 17:11│Comments(0)