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Posted by 滋賀咲くブログ at

西浅井町菅浦のミカン




 湖の奥にしずまる隠れ里。そんなイメージで語られる菅浦だが、風景は晴れやかである。目の前にびわ湖が広がり、竹生島が浮かぶ。町は南に開けている。そして背後は山。低くはない里山が、北風を遮っている。
 晩秋、菅浦を歩くと、ミカン、ユズ、ハッサクといった柑橘類が豊かに実っている風景を目にする。
 集落の中に耕地はほとんどない。植えられているのは、山の斜面や家の前にある小さな畑、お寺の参道沿いなどである。
 とりわけ、町の手前にある山裾には、中腹までゆるやかにミカン畑が広がっている。かつて、ここでミカン狩りを体験した人は少なくないだろう。お昼に鴨すきを味わって、食後にミカン狩り。民宿旅館を営む地元の人が始めた事業だった。
 菅浦の気候と風土に適した温州ミカンの栽培は、最盛期、何軒もの家で行われたという。樹木には、土地の歴史的、文化的な意味が込められている。




  


Posted by 風まかせ at 09:44Comments(0)