木之本町古橋の茶の花
2018年11月28日
茶の木は初夏の風物詩だが、花は初冬に咲く。寒さに耐えるように下を向いていて、ポツン、ポツンと葉の間に見える。
一つひとつの花は、とても鮮やかな色と形をしている。真っ白な5枚の花弁のなかに、黄色いおしべが房になって輝いている。
まほろばの里といわれる木之本町古橋から石道にかけての丘陵に、茶畑が広がっている。
近年、鶏足寺の周辺は紅葉の名所になっていて、最盛期にはたいへんな賑わいを見せる。
そんな賑わいが去った後、初冬の静かな山道を歩くと、白と黄色の可憐な花が、濃い緑の茶の木のなかに点々と咲いているのを見つけることができる。
古橋にある己高閣から鶏足寺に向かうと、なだらかな丘陵がうねるように広がり、小さなアップダウンを繰り返しながら山道を辿る。
茶畑は、亀山と呼ばれる丘陵を包むように広がっている。亀山は標高177mあまりの低山で、山というよりも丘といった方がふさわしい。まほろばと呼ぶにふさわしい風景だ。
Posted by 風まかせ at 07:04│Comments(0)